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京都サンガを語る 第6回 MF編 その1


しばらく間があいてしまいましたが、MFの人達です。

・ディエゴ
シュート、パス共に高い能力を持っているが、どこか扱いづらい印象を持っている選手。
それはサンガに限らず、今まで在籍したどのチームでも変わらない。
それは何故かって言うと、彼が一番能力を発揮できる状況を彼自身で作ることができないから。
一番力を出せる状況、それはボールを持っているいないに関わらず、前進している時。
その状況を一人では作ることが出来ない。
相手のマークを外してフリーの状況を作る、
後ろ向きでボールを受けて素早く反転、前を向く。
この辺りの動きをとっても苦手にしているようである。

そのために周りの選手の協力が絶対必要なので、
どのチームに行っても「チーム・ディエゴ」にしてしまうんでしょう。

デカイ体が影響しているんだけど、この辺りの欠点を
本人や周りの選手、コーチがどう考えているかなんだよなぁ。
これ直せればJリーグの最強アタッカーになれるのに。

ドゥトラ
鳴り物入りで入団した若手ブラジル人。
自陣からドリブルを初めそのまま相手5人を抜いてゴールを決めた場面なんかを見ると、
こいつは他の奴とは違うと思わざるを得ない。センスの塊みたいな奴だ。
そうは言っても、能力を他のチームにも認められ、
マークが厳しくなってからは試合に出始めた頃の活躍は見れない。
才能だけではやっていけない壁に当たっている。
是非京都サンガでこの試練を乗り越えて欲しい。
気が早い話かも知れないけど、中東とかガンバ大阪とかに引き抜かれるんじゃないかと
もうヒヤヒヤしてる。

鈴木慎吾
久しぶりの京都復帰。サンガで天皇杯優勝を経験したレジェンドと言ってしまおう。
さすがに動きはあの頃とは落ちているし、
最近はコンディションを落として試合にあまり出れていない。
試合に出ている時の印象としては、左SHで出ていたんだけど、
攻撃しよう、前に行こうという意識はとても高かったように思う。
FWがサイドにでたときにはきちんとPAに入る動きをしていた。
ここら辺の点を取るための動きを他の選手は見習ってほしいな。

安藤淳
高いパス能力を持った選手として入団したけど、いつのまにか潰し屋ボランチになっていた。
パスの技術は決して無くなったわけではなくて、
フリーの時にはショート、ロング問わずにいいパスはだしている。
問題は、相手からのプレッシャーの掛かった場面、とたんに精度が落ちる。
なんだか大慌てでパスだしてるように見える。
そして「相手からボールを奪った!さぁ前にだして攻撃するぞ!!」というような場面で、
何故かパスミスが多い。
どうしてだろうなぁ?危ない場面を切り抜けてほっと気が抜けてしまうんだろうか?

なんか厳しい言い方になってるけど、ボランチの一番手として
守備も攻撃もできる中盤の選手として、もっと伸びて欲しいんですよね。
中盤が弱点なんて言われないようになってほしい