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サッカーブログです。

大人を泣かせるなよ  高校サッカー決勝 滝川第二 VS 久御山

Jリーグがオフの間にお世話になっている高校サッカー
今年もゆるゆると見ていましたが、京都代表の久御山が決勝まで進んだとあって少し応援。

高校サッカーを何試合か見て思ったのが、
どのチームもしっかり自分達のスタイルを持っていて、
試合を丁寧につくっていこうという意志が見えるのが良かったですね。
とにかくリスク回避でロングボールを蹴るみたいな試合が自分の見た範囲では無かったです。
だから楽しく見れたのかな?


そして決勝。
久御山は自分達のゴール前でも、丁寧にパスを回してつないでいくサッカー。
それにパスだけでは無くて、スペースを見つけると誰でもドリブルで前に進んだり、
時にはロングボールを使って相手の背後を狙ったり。
柔軟な攻め方の出来るチームでした。

もう一方の滝川第二
こちらは現代のサッカーのお手本のようなサッカー。
ピッチを広く使ってサイドチェンジを多用して相手の守備ブロックを振り回す。
そして良く走り、攻守の切り替えを早く。


結果は 5−3で滝川の勝ち。
勝負の決め手は攻守の切り替えの早さだったかなーって自分は思います。

でも、4−1から4−3まで盛り返した久御山のイレブンも大した奴らだ。
見てる側の気持ち、「もうだめかも・・」を「これ、いけるんじゃね?」
まで持っていったんだもんね。スゴイことだよ。


最後にちょっといい話。
表彰式の後に、滝川二校の選手たちが喜んで輪になっている所に、
敗れた久御山校の選手が加わりお互いを讃え合ったそうです。
いやぁ素敵な事だわ。

相手チームっていうのは敵じゃなくて一緒になって一つの試合を作る仲間なんですよ。

それを実際に表現した両校の選手達に乾杯!
いいもの見せてもらったよ。


両イレブンの笑顔