Take it easy

サッカーブログです。

そんなもんでしょ 2013 J2リーグ 第2節 京都サンガ VS 東京ヴェルディ


シュート数15対1が表すように、終始ヴェルディを圧倒したにも関わらず、
結果は0−0のドロー。
どうして点が入らなかったのか、外から見ている自分には理由がわからないのだから、
実際やってる選手達にはもっと分からないだろう。

というのではちょっと雑すぎるので、もうちょっと試合の中身を見てみよう。


守備に関しては、ほぼ完璧な出来。

バキの代わりにCBに入った酒井は、
試合開始早々に、おいおいそれが遅延行為ならヴェルディのGKは何枚イエローくらうんだ?
というイエローカードを受けて、難しい状況になったにも関わらず、落ち着いてプレー出来ていたと思います。
少し貫禄も出てきたかも。その、見た目が。


フリーでサイドチェンジをミスする程に、キックの精度に問題があったヴェルディのDF相手ではあったが、
サンガの選手の前線からのプレスが良く、まったくビルドアップをさせなかった。
それならばと前線の高原めがけたロングボールに対しても、
秋本を中心にヘディングで競り勝ち、起点となるプレーを許さなかった。



前節のガンバ戦と同じように、ボランチの工藤を中心によくパスが回って、何度もチャンスを作っていました。
横谷も初出場とは思えないくらい、上手く試合に入れていたと思う。

ドリブルで縦に突破できる、山瀬、中村の二人が揃って怪我による交代をしてしまったのは痛かった。
縦に進めるもう一人の選手の駒井はコンディションが悪く、交代選手としての役割を果たせませんでした。
出場したFWの宮吉、久保、原は同じようなシュートパターンを持っている選手。
攻撃が単調になってしまい、相手を完全に外そうとしていたのでDFのカバーリングが間に合い、シュートをなかなか打てませんでした。

また、右サイドの安藤が起点となるシーンが多かったのも単調になった原因。
左サイドの福村はヴェルディの右サイドバック、森の攻め上がりを警戒してか攻め上がる場面は殆ど見られなかった。
結果論ではあるけれども、リスク覚悟でテソンを使い、左サイドからのクロスを狙ってみても良かったのではないでしょうか?




日本代表の試合後のインタビューで、こんなやり取りがあったと思う。

遠藤「引き分けに終わったが、試合を見返して悪かった所を修正して、次の試合の準備をしたい」
岡田「ヤット、お前それ本気で思って無いだろ(笑)」

うろ覚えだが、遠藤と元日本代表監督の岡田さんが、大体こんな内容の言葉を交わしていた。

結果は出なかったが試合内容に不満は無く、自分達のやっているサッカーに問題はない。
遠藤がそう考えている事を、岡田さんは見ぬいていた。



サンガにとって、ヴェルディ戦はそういう試合だったと思う。
下手に結果を意識しても仕方ないんじゃ無いかな。

まだ開幕して二試合目。試合内容に自分はそれなりに満足してる。
サンガの選手は、あの遠藤がいるガンバを相手に中盤を互角以上にやりあったんだしね。
変に不安になる理由なんてないでしょ?