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「黄信号」 2014 J2リーグ 第15節 京都サンガ VS ザスパクサツ群馬

■不調を引きずるDFライン
開始早々、スローインから一気にシュートまで持って行かれた場面。
7分、相手キーパーのフリーキックからあっさり裏を取られた場面。
前節の大敗から切り替えが出来ておらず、今節もDFラインは不安定なままでした。
こぼれ球への出足が遅かったり、相手に強く当たることが出来なかったり、
危険な位置でボールを失うことは前節よりも多かった様に思います。
これまでサンガの勝ち数が伸びないにしても、負けが少なかったのは強固なCBおかげ。
要の選手が安定を欠けば、それはチーム全体の安定を欠くことに繋がります。


■3バック
物議を呼んでいる3バックですが選手の判断は4バックだったようです。
左からバキ、ジャイロ、酒井、石櫃。この並びでした。
ところが左に入ったバキが中央よりにポジションを取るのでサイドの選手がノーマークに。3失点目はそこから。
不慣れ、という事を理由にするには少々ひどい失点です。
失点後、これは不味いと見た様で酒井がバキと入れ替わり左サイドバックに回りました。
なんともはや。


■予想される苦戦
三平がアバラを痛めたようで前半で交代しました。これは非常に痛い。
右ウイングの位置から動き出し、大黒と2トップの形を取ることによって相手のDFラインを押し下げる。
そして大黒へのマークを分散させるという役目もこなしていました。
三平だったから3トップが上手く行ったと言ってしまいましょう。
チームの流れが淀んでいる今。3トップにこだわる時でも無いですね。
フォーメーションを変える、それころスタメンを半数近く入れ替えるような、
そういう大きな変化を求められている状態ではないでしょうか。