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2021年 J2リーグ 18節 京都サンガ VS ザスパクサツ群馬 プレビュー

試合情報

明治安田生命 J2リーグ 第17節
2021.6.13 14時 キックオフ
京都サンガF.C.(2位/11勝4分2敗/勝ち点36/得点26 失点10)

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ザスパクサツ群馬(19位/4勝4分9敗/勝ち点16/得点13 失点22)

 


サンガスタジアムby京セラ

 

直近5試合の戦績

京都サンガF.C. ○○○△△

※12試合連続で無敗継続中  

 

ザスパクサツ群馬 △●△△○

※3試合負けなし

 

 

怪我人、出場停止情報

栃木SC 怪我:小島雅也 青木翔太 城和隼颯 岩上祐三

京都サンガFC 特に無し

 

※オフィシャルで発表されている選手のみ。

 

予想スタメン

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展望

昨季京都のホーム最終戦の相手だった群馬。最終的な順位も確定したモチベーションとして難しい状況ながら、両チームの完成度、意思統一の差を見せつけられる試合となり、非常に苦々しい記憶が思い出させます。

その試合では連動した激しいプレッシングを主としていたチームだったのですが、今年は少し様子が違っているようです。攻撃時のポジションは442。サイドバックを高く上げて、CB2人とボランチ2人の四角形でボールを運ぶ形です。出しどころがなくなると前線から一人降りてきてボールの逃しどころとなります。442の基本の基本といった印象の攻撃です。

一方で守備はというと、あまり2トップが熱心にプレスを掛ける様子はありません。CBというよりはボランチをマークして、相手の出方を見ているようです。京都からすると、今までの相手と違いちょっと拍子抜けしてしまうかもしれません。

熱心に守備をしないのは逆に攻撃に転じた時の利になります。2トップは攻め残りの形になるので、ボールを奪った後に2トップに当てる→受ける→後ろから上がって来る選手に出す。という流れが一番の狙いでしょうか。

 選手個人に目を向けると、注目するのはFWの大前です。ボールタッチやキックの種類など流石の技術と思わせる反面、守備への貢献度の少なさも気になります。メリット・デメリットがはっきりしていて、それも目立つ要因なのでしょう。前節2ゴールの北川。運動量とスピードのある左SHの加藤が攻撃の中心です。

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異常なまでの守備力を誇る一方で、ウタカのコンディション低下と共に得点も減ってしまって悩ましい状況の京都。今治が相手とはいえ、天皇杯で3得点出来たことをは、チームの気持ちを引き上げる効果はあるでしょう。

ウタカと共にスタメンから名前が消えたのが福岡なのですが、こちらも天皇杯のメンバーに名前がのらず、今節も欠場濃厚。こうなるとIHの人選にちょっと困る事になります。松田か中川になるのでしょうが、今度はウイングの選手を誰にするのか、という問題に紐が付きます。

 予想スタメンには忠成をCFとして上げました、天皇杯では2得点上げており、連戦は気になるものの、使ってもいいのでは無いかと思います。逆に言うとそれだけCFは薄いポジション。上月のCF起用もやってくれないと困る!というのが正直な気持ちかもしれません。

 群馬はボランチのポジション取りが甘く、SHとの距離を開けがちという隙があります。CB両名は落ち着いてボールを運べる時間はあるので、思い切って縦パスを通す事が得点につなげるキーとなるでしょう。