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勝利に向けて 天皇杯決勝 ガンバ大阪 VS 柏レイソル

元日決勝はACLへのラストチャンス。
4年前と同一カードではあるが立場は大きく変わっている。
共にアジアへの挑戦をモチベーションに勝ち上がってきたチーム同士の対戦となった。


前半。これまでの試合と同じように、ガンバが攻め立てる。
ボランチがDFラインに入りサイドバックを上げる。
そして2列目の倉田、遠藤、二川がボールを受けにくる動き。
数的有利を作り自在にパスを回す攻撃は、
どうみてもJ2に落ちるチームのそれでは無い。
しかし、この時間に生まれた3度ほどの決定機を決められなかった事が勝敗を大きく分ける事になる。

レイソルは工藤の出場停止によりワントップで器用された澤、トップ下の水野が
機能しないと見るや素早く田中順也をIN。
前半の内に交代したことから最初から分かっていたんじゃ無いだろうかと思うが、
一発勝負らしく素早い対応。
CKからの先制点の後は、事故が起こらないように試合をクローズ。
水野の起用を含めて、ネルシーニョ監督らしい采配だった。

それと対比するかのように
ガンバの方は選手が交代する度に状況が悪化していくばかり。
スタメンが前半しか持たない事といい、通用するはずの無いパワープレイを仕掛けたり。
ちょっとどうかしている試合運びはやはりJ2に落ちるチームなのでは無いかと思う。



勝利したレイソルACLに出場。おめでとうございます。
今年のACLに出るチームの中では一番シビアに勝ち点を拾えるチームかと思います。
一つでも上を目指して頑張って欲しい。

一方ガンバ。
守備を固められた時にどうやって点を取るのか。
遠藤、加地、明神の代えになる選手の不在。
など不安点はあるものの、J2では抜けた存在なのは間違いない。

特別なモチベーションで挑んでくる相手に対して、
どのように勝ち点を取っていくのか、長谷川健太監督の腕の見せ所である。