チーム分析
紆余曲折あった京都サンガの2022年シーズンが終わりました。プレーオフには回りましたがなんとかJ1に残留。前年度はJ2の二位で昇格ということで、J1では一番下の立場ながら、勝ち点で2つのクラブを上回ったのは見事な成果です。きびしいJ1の試合を戦っ…
「J2にいるべきではない」長年そのような枕詞で紹介されていた京都サンガ。だが実情はというと、昇格争いどころかプレーオフへの出場もままならないシーズンを続いている。サポーターの期待を裏切り続けていた京都ではあるが、2021年シーズンはここまで…
今年は連戦が続いたのもありますし、個人的に忙しかった事もあって、さっぱり試合レビューをしていなかったのですが、一応今年の京都サンガのまとめを書いておきましょう。 と、その前にあちらこちらで話題になった金久保のインタビュー記事です。 www.jsgoa…
栃木SCはJ2の中で一定の存在感を持ったクラブである。 ゾーンディフェンスの第一人者である松田浩が長期に渡って監督を努め、また、リカルド・ロボ、パウリーニョ、サビア、クリスティアーノといった強力なブラジル人選手の獲得によりチームの強化を進め、上…
ギラヴァンツのサッカーが面白い。 組織されたチームは一つの生き物の様であり、選手たちは躍動し、攻守に渡って積極的なプレーを見せている。試合内容が良いだけでなく、成績も付いて来ている。今の時点で、J2リーグのベストチームの一つであろう。 基本的…
あと一歩だったのか。それとも、もう限界だったのか。 2019シーズンを京都サンガは8位で終えました。一時期は首位に立つも、そこからずるずると順位を落としていった原因はなんだったのか。この一年で感じたことを総括として残しておきます。 シーズン…
◆はじめに 現在の京都サンガの順位は5位。シーズン前の予想をいい意味で裏切った好成績を収めています。ポジショナルプレーを打ち出した中田監督の意欲的なチームづくりは、成功していると言って良いでしょう。 そこでリーグ戦の半分に差し掛かった所で、節…
◆はじめに サッカーは攻守の切れ目がなく、11人のチーム同士が自由に動き、プレーが連続しているスポーツです。複雑系であるサッカーを分析するために様々な手法が提案されています。 今回は「モダンサッカーの教科書」で紹介されている、レナート・バルデ…
◆はじめに チームを分析するにあたり基礎になる考え方があります。 サッカーは明確に攻守が分かれているわけでは無く、11人対11人がそれぞれどのように動くかの自由が与えられているために”複雑系”と表現されるスポーツです。カオスのなかでチームがどの…