2023-01-01から1年間の記事一覧
リカルド・ロドリゲス監督との冒険は未踏のまま終わり、新しいパートナーとして選ばれたスコルジャ監督の元、念願のACL王者となった浦和。ボール保持に力を入れていた頃に比べると、少しソリッドな雰囲気を出しつつある。タフさに強みを持つ選手がスタメンに…
2連勝中と好調なホーム札幌。攻撃に特化したスタイルで異彩を放つペトロビッチ体制も6年目。中位ではあるもののJ1に残留し続けているのは、クラブとして自力を付けつつある証拠なのだろう。右サイドの金子の突破力、札幌に来てブレイクした浅野などが目立…
この試合に関しては、戦術的に興味深かったポイントを抑えた簡易的なレビューとする。 京都はいつもの4123でなく523でスタート。そのためハイプレスの掛け方もアレンジを加えたものとなった。 マリノスはショートパスによるビルドアップを行うチーム…
Jリーグの王者と聞くと真っ先に思い浮かぶのが川崎フロンターレ。鬼木体制になってからは圧倒的な結果を残してきた。しかし今シーズンは中心選手に怪我が相次ぎ、思ったようなスタメンが組めずに苦しんでいる。もうひと押しが足りないのが特に得点数に現れて…
1試合最多得点が記録されたJ2での戦いも今は昔。J1に舞台を移し、お互いに奮闘する2チーム。ホームの柏はネルシーニョ監督の契約が話題になるなど、内部でのごたごたが歪みを生じているのか、昨年後半からの低迷を今シーズンにも引きずっているのが結果に…
今年はきついと言われ続けながらも十分な成績を残し続ける鳥栖。垣田、宮代、ジエゴといった主力が抜け、いよいよきついのではと思われた2023年。それでも絶望的な結果には至らず、踏みとどまっているのはJリーグ7不思議の一つと言って良いかもしれない…
今週は時間が無いので手短に。 ポイントは福岡が442を採用したことだろうか。今シーズンはずっと3バックであり、怪我人という理由もなさそうなので、明確に京都対策であったと考えるのが自然なのだろう。いつもと違うシステムのためぎこちなさはあったも…
シーズン前の予想とは裏腹に4勝1敗とスタートダッシュを決め首位に立つ神戸。かつてのバルサ化は鳴りを潜めたが、元日本代表を並ぶスタメンは豪華。大迫、武藤のコンディションも良く、彼らが力を発揮できればやはり強い。注目のイニエスタはベンチ入り。C…
1年でのJ1復帰を果たした横浜FC。2節では湘南と引き分けたものの、ここまで1分け3敗。スタートは上手くいかず、同じく昇格した新潟に水を開けられた形となる。エール小川航基は舞台を移してもここまで3ゴールと結果を残しているだけに、まず1勝して気…
開幕から1勝2分、まずまずといった立ち上がりとなった湘南ベルマーレ。町野が代表にも選ばれるなど、徐々に上昇の気配が見られる。3年目を迎えた山口智監督は、ハイプレスを軸にしたそれまでのスタイルから、それだけに頼らない更にもう一歩進んだチーム…
開幕2連敗とつまづいた京都は、3バックから4バックに変更。スタメンも変わり、中盤に武田が復帰。ウイングには今季初スタメンの木下と山田が入った。3トップの日替わり感であるが、組み合わせを探すように頻繁に選手を入れ替えるのは、シーズン序盤にい…
ホーム開幕戦、新たなチャレンジの出鼻をくじかれる形となった京都サンガ。アウェイ名古屋戦ではシステムを3バックに変更。またスタメンも大きく変わり、金子、一美、パトリック、佐藤、アピがスタートから登場する。前節の悪い流れを変えたいという意図だ…
開幕戦はいつもよりも早い時期の2月開催。カレンダーを見ても水曜日開催は少なく、スケジュールの余裕を持たせるためだろうか。新型コロナによる試合延期を踏まえたものかもしれない。 京都サンガのスタメンはおおむね昨年の主力がそのまま。左サイドには福…