ゴールは逆算して考える。
誰に決めさせるのか。
その選手の得意な形は何か。
中盤はどのように動けば形を作れるのか。
攻撃の一手目はどこから始めるのか。
そのためにどんな守備をすれば良いのか。
・・・
奇策とも言えるスタメンの並びは完全にハマッていました。
混乱する山雅の選手を尻目に、ボランチの山瀬と工藤は自由にボールを操り中盤を圧倒。
守備でも切り替えが早く、山雅はボールをつなげずにクリアーするだけ。
けれどもゴールは奪えない。と言うよりはシュートまで持ち込めない。
ここで試合を決めることが出来なかったのが響いてしまいました。
後半は、勝ち点1を3にするか0になるか。博打をみたいなもんだし。
まぁしょうが無いね。運も悪かったしね。
ここまでのリーグ戦は誤算が続いているのは確かなんですよね。
軸になるべく選手が怪我で次々と離脱してしまう。
みんな技術は持っているけれども、個々の感覚までは合わせ切れていないかな。
それが勝負弱さにも繋がっている気がします。
このチームはどこまでそのレベルを引き上げて行けるだろうか、と考えたり。
ポテンシャルを安定して発揮する所、チームの出来上がりまでは達していないですね。
ピッタリ噛み合えば自動昇格も十分狙えるし、このまま見つからないかも知れないし。
期待と不安と。両方が見えた試合でした。