結果、内容ともにインテルの完勝でしたね。
守備ブロックを作っているんだけど、決して下がりすぎず、
相手選手をPAに入れないディフェンスは見事でした。
守るというのはこういう事だって感じですね。
2得点のディエゴ・ミリート。バイエルンの選手のシュートがことごとくGK,DFに
ぶち当てていたのと対象的に、とても落ち着いていました。
バイエルンのDF陣がいまいちだったのを差し引いても見事でした。
そしてエトー。
代表でもクラブチームでもずっとエースストライカーやっていた選手が、
周りの選手の生かす動きをしていたのは印象的でした。
日本代表のDFはこの選手を相手にするんですねぇ・・・
一方のバイエルン。
リベリーが居なかったのは仕方の無いことなんですが、あまりに攻撃が単調でしたね。
ロッベンの個人技だのみ。
それを読んでインテルはSBとボランチ、二人を必ずつける作戦をとっていました。
1点リードされた後も、延々ロッベン対二人のデフェンスという構図だったんですが、
SBが上がるとかサポートする動きがなかなか見れなかったのが、疑問でした。
それだけ、自信があったのかな?それともカウンター警戒?
終盤クローゼ、ゴメスを入れたのは逆に攻撃を停滞させてしまってました。
単純にクロスを入れても良かったと思うんですが、勝負をする動きもほとんど見えなかった。
もう気持ちが折れていたんでしょうね。
それだけインテルの守備が良かった。
インテルのモウリーニョ監督は3冠を置き土産に、
レアル・マドリードの監督に就任する事を発表しました。
スペインに行っても、チェルシー、インテルのようなスタイルを貫くのか、
また別のスタイルのチームを作るのか、
興味深いですね。