Take it easy

サッカーブログです。

カペッロ色のイングランド

イングランドがなんとかぎりぎりで最終戦を1−0で勝ち、グループリーグ通過。

イングランド代表監督のカペッロは、
優勝候補のチームを確実に優勝させる事に関してはとても高い能力を持つ監督です。
これ以上無い戦力といわれているイングランドが本気で優勝しようとしている事でしょう。

カペッロ監督のするサッカーは本人の言葉を借りると、
「勝つ事が私の興味の大部分。残りは哲学であり、ポエムであり無駄話」
要するに結果重視のつまらんサッカーをすると。

グループリーグ最終戦では、極めて現実的な試合をしえいたと思います。
スロベニアの中盤を完全に殺し、得点はFWの個人能力で狙う。
そして一度リードすると何も事件が起きないように試合を終了させる。
ルーニーを途中で下げたり、終了間際に思いっきり時間稼ぎをしたりというところに
監督の特徴がでてたかなと思います。

実はこのサッカーをするには、選手の個人能力が高くないと出来ないサッカーで、
その点に関しては今のイングランドはきびしいかなぁという感じがします。

攻撃はとにかくルーニーが調子悪くて、マンUでの終盤の不調を引きずってるんですよね。
君の力はそんなもんじゃないぞルーニー
CBはテリーはいいんですが、相方が3試合ともに違う人がやってて
連携はいいとはとても言い難い。
相手の単純な放り込みになぜかマークについてなかったり、こぼれ球に誰が対処するのか
というところに不安が見えましたね。


愚痴みたいになってますが、イングランドは自分の考える今回のワールドカップの優勝候補なんで。
もっとがんばれよって感じです(笑)

決勝トーナメントの一回戦はドイツと。勿体無いくらいの好カードになりましたが、
イングランドの調子、というかルーニーの調子が上がってて欲しいですね。