昇格チームのガンバ大阪による三冠で終わった２０１４シーズン。
ああ、また退屈な日々が始まる・・・と思っていたら、月日の経つのはホントに早いな！！！
もう来週はゼロックススーパーカップ、そして２週間後には開幕ですよ。
仲間内でやった予想大会でガンバ優勝を当てた事に気を良くしているので、
今年も順位予想なんかをやってみようと思う。
J1では２ステージ制が始まってしまうのだけれど、ステージ優勝まで考えると大変ややこしいので、
通年での順位、ACL圏内、１桁順位、２桁順位、残留争いで行きたいと思います。
○ベガルタ仙台
昨年はアーノルド監督でチーム改革を断行するも、
「選手が言う事聞いてくれないんすよ・・・」とJ1最速での解任。
後を受けた渡邉監督と途中加入の野沢によってなんとか立て直し、
長期政権の後はやはり難しいと確認されたシーズンとなった。
今年は改めてチームを地盤を固めて行きたいところだったが
赤嶺、角田はタイトルを狙うため、太田は里帰り、武藤は槙野の舎弟になっていた、
という様に主力選手が次々に引きぬかれてしまいかなり厳しい状況。
まーこの辺りの選手が残っていたとしても、状況が悪くなっていく一方だったと思われるし、
選手の入れ替えができたとポジティブに考えてみよう（辛い）
新しい選手獲得はできているし、渡邉さんもそんな夢を見るようなタイプでもあるので、
なんとか凌いで我慢して踏ん張って、というシーズンになりそう（辛い）
予想：残留争い
○モンテディオ山形
シーズン途中で加わった山岸が大成功。
的確なコーチングと衰えないセービングでディフェンスに芯が通り、
プレーオフでは歴史に残るゴールゴールを決め、自分の中では２０１４年移籍してよかった大賞を受賞した。
ついでに天皇杯でも決勝に進み賞金もゲット。後半の勢いは素晴らしかった。
プレーオフから昇格したチームはひどい目に合うといった法則が生まれつつあるが山形はどうなるだろうか。
天皇杯の賞金のお陰で山岸、川西といったレンタル組を完全移籍で獲得し、
フリーキックで猛威を振るった中盤の要である宮坂の残留にも成功。
J2で高めたチーム力をそのまま持っていけるのは朗報・・・と言って良いだろうか。
ポイントはすっかり丸くなったディエゴ。体型の話ではない。
このディエゴ。京都に居た頃は守備やらねーとかトップ下以外は嫌だとか言ってたのに、
山形では前線から走り回ってプレスをしかけ、献身的なプレーをするのである。
なぜだ。石崎さんの何がディエゴのハートをわしづかみにするのか。
山形が残留できるかどうかは鬼プレスの成否。
走り回れる夏までの間にどれだけ勝ち点を稼げるかどうかだろう。
予想：残留争い
○鹿島アントラーズ
くぅ〜〜昨シーズンは惜しかった。
勝負どころでのダヴィの怪我は痛かった。赤崎が頑張ってはいたがやっぱり痛かった。
FWが足りない！という所でブラジル人を取ったものの、メディカルチェックに引っかかるといったまさかの事態。
ACLもあるしなぁ・・・ダヴィが復活するまではちょっと苦労しそうな予感である。
それにしてもトニーニョ・セレーゾ。
若手を育てる、勝ち点を稼ぐという相反するタスクを見事にこなしているはずなのだが、
ちっとも名将扱いされないのはどうして何でしょうか（笑）
ホットな話題である代表監督にも当然の様に名前が上がらず（ツイッター調べ）
ヒゲか！？それともいつも着てる紳士肌着みたいなのがダメなのか！？
高卒選手がやたら目立っていて、選手を見極める鹿島メソッドみたいなのが有るんでしょうか。
カイオ、昌子、植田、赤崎、豊川、ぐんぐん伸びていきそうな若手がたくさん居るのが羨ましい。
今季ダメだったとしても近いうちにタイトル取るんじゃないですかね。
予想：ACL圏内
○浦和レッズ
二年連続で終盤に失速し煮え湯を飲まされた浦和レッズ。
「なぜだ・・・なぜ優勝出来ないんだ・・・・」「それならもっと補強するんじゃい！！！！」
と今年も大型補強の敢行であり、これが何かと賛否を集めることになった。
代表には届かないけれど実力はある選手を獲得するというのが補強方針で、
その結果「う、う〜ん？そこ？ホントにそれでいいの？」という編成になっている。
獲得した中には明らかにスタメン取れないだろうという選手もいて、
「ACL対策というのは分かるが果たしてそれは補強と言えるのか？」
という内容のツイートをした所、軽いボヤ騒ぎを起こしたことは記憶に新しい。
あ、でも浦和サポの方々のブログを見たところ、
スタメン予想が昨季とほとんど変わってなかったので、みんな思ってる事はおなじなんだとおもいます。
特に１トップ２シャドーの位置で使う選手が溢れていて、
興梠、忠成、ズラタン、石原、の誰かが必ず出れないことを考えるともったいないお化けでちゃいそう。
一方ボランチの補強は無しで代わりに２列目から溢れた柏木をボランチ起用するとの事。
そうすると阿部が中盤の守備を一手に引き受ける事になり、
負担が半端ない感じなのですが大丈夫でしょうか・・・ACL・・・
いや、でもね。不安要素をいっぱい書いてきたけど、
プレシーズンマッチで清水をフルボッコにしたとおり、
選手のクオリティは高くて、それだけの選手を集められるクラブだし、
だからこそちょっとずれた補強の仕方が勿体ないって話なんですよ。
去年と同じように良い所までは行くんだけど、あと一歩届かずという感じになりそう。
予想：ACL圏内
○柏レイソル
レッズとガンバの優勝争いに夢中になっていたら、怒涛の６連勝で４位に入りACLゲット。
マジか！いつの間に！と思った人も多かったであろう。
バランスを崩しても必ず取り戻してくるネルシーニョはやはり名将であった。
そして今季。ユースの監督をやっていた吉田監督の就任。満を持して、になるのかな。
関東のJリーグマニアの間では柏ユースは有名らしく、トップとユースの戦術を統一しているとか、
GPSを使って試合のデータを取っているだとか、選手のプレーを見るだけで柏ユース出身で有ることが解るとかなんとか。
自分は関西に居て実際に見る機会が無く、柏ユースの存在は都市伝説となっている。
あまりに凄い凄い言われているので、期待しちゃってますがが大丈夫ですよね？（笑）
チームの核になるレアンドロ、大谷、工藤らが健在で、飛び道具としてのクリスティーアーノを獲得、
そこにチームの半数を越えているユース出身者を加えた形でしょうか。
バランス取れてるし、今後にもつながっていきそうな編成です。
ACLが有るので予想順位はこれでも低めに設定。
自分の中で今季一番注目しているチームです。
予想：１桁順位
○FC東京
序盤は試行錯誤していた感はあったものの、フィッカデンティ監督のイタリア式４−３−１−２戦術が浸透。
武藤のブレイクもあってこれは行けるか？と期待をもたせつつ終盤に失速したのは、とてもFC東京らしい結果だった。
守備戦術はそれなりに様になっていたが、攻撃は単発で前線のコンディション次第だった様で、
もしかしてフィッカデンティ監督は攻撃面はからっきしなのかと嫌な空気が流れた模様。
組織的な崩しを繰り返しするため攻撃面を整備するのが、フィ将２シーズン目のテーマでしょう。
プレシーズンマッチを見たところ、上手く行っていたとは言いがたいが、
相手をこうやって崩していこうという意図は見えていたので、チームとして課題の設定は正しくできていそう（多分）
注目選手は前田。
武藤との新旧代表選手によるツートップは期待せざるを得ない。実際やりやすそうだったし。
逆に注目した選手は奈良。
よりによってCBの層が厚いこのチームになぜ来てしまったんだ・・・
そこら中で言われているだろうけれど、現代表、元代表がごろごろ居るチームなのでそろそろタイトル取って欲しいなーって。
ACL組が苦戦するであろうファーストステージとか狙い目なんじゃない？がんばってください。
予想：１桁順位
パート２に続くよ！
