Take it easy

サッカーブログです。

〜我慢することも大事〜 2015 J2リーグ 第32節 ロアッソ熊本 VS 京都サンガ


 

○スタメン変更の影響
ここしばらく固定されてきたスタメンですが、今節ではコンディション不良により変更がありました。
有田が大黒、バキが山口に。京都にとっては思ったよりも影響が大きい交代になっていました。

山口は久々の試合でスピードに不安があり、裏をとられる事を嫌ってラインをあまり高くあげられず、
またFWに入った大黒は有田と比べると積極的に守備を行うタイプでは無い。
この2つが原因で、いつもの様なプレスを仕掛けることができずに、
石丸監督になってからの特長である狙いを付けてからのボール狩りを実行できず、なかなか試合の主導権を取ることが出来ませんでした。

またボールポゼッションからの攻撃にも影響が出ていました。
京都の攻めの初手としてCBからのパスがあります。ここで左足でのキックを苦にしていなかったバキの不在が効いてしまいました。
山口と下畠では左足が上手く使えない分、左からの崩しを実行するにはどうしてもぎこちなさが出てきてしまいます。

と、ここまではスタメン変更にしぼっての話だったのですが、ほとんどの選手の出来は悪かったですね。
チャンスを作れるのは伊藤の突破くらいかな?といった感じで、上手くいかないのをひたすらに我慢、我慢の試合でした。


○リスクを取らないということ
後半になっても試合のペースが掴めない。じゃあ変化を起こせる選手を交代で入れよう、
というのが普通のチーム。これが出来ないのが京都です。

タイプの似た選手が多いこともあって、変化を付けることが大変むずかしい。
フェホをいれてポイントを作ってみるぐらいでしょうか。

狙ったプレーがなかなか出来ない悪い展開の中で、京都が選択したのはじっと我慢することでしたね。
不用意に前にでてカウンターを食らうよりは、得点の可能性も減るけれど人数を掛けてしっかり守る。
終盤、熊本が勝点3を狙って押し込んできたのですが、これをよく集中して跳ね返せていたなと思います。
得点を取ることは難しそうだけど、失点することも無いだろうと。
安心感らしきものは感じられました。


京都の悪い癖として、勝ちを狙うあまりに不用意に前掛かりになることがあります。
SBだけでなくCBまでもが前にでて攻撃を仕掛けていく。
とてもリスクのある事で実際にカウンターを食らって失点することもありました。

それがこの試合では、攻撃でリズムが作れず悪い試合になっても勝点1をしっかり持ち帰る。
無失点で試合を終える事をチームとして選択して実行できたのはなかなか良かったのでは無いでしょうかね。


欲を言えば、少ないチャンスを決められたら・・
終盤に原川が相手の虚をついたドリブルの仕掛けからのシュート。
自分で前にでるという選択といい、シュートの精度といい素晴らしいプレーだったのですが、
相手のシュミットダニエル選手のセーブも素晴らしかったですね。

原川はまた次の機会に決めてもらいましょう(笑)
今節のようなプレーを続けていけばオリンピック代表にも選ばれるでしょう。