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サッカーブログです。

ポジショナルプレーをもっと考えてみよう

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続きです。

 

 

 

ポジショナルプレーはなぜ難しい?

前回でポジショナルプレーはチームの理念であると紹介しました。

そうなると、次に知りたいのはポジショナルプレーの具体的な内容ですね。

 

ポジショナルプレーとは一体どのような考え方であるのか。Jリーグに関わる4人の言葉を紹介します。文中に「ポジションプレー」という用語が出てきますが、ポジショナルプレーと同じ意味に捉えてもらって大丈夫です。 

  

リカルド・ロドリゲス(徳島ヴォルティス監督)

Q=チーム作りをしている上でご自身が大切にしているポリシーはありますか?

A=やりたいスタイルは“ポジションプレー”です。簡単に言うと、相手のボールを素早くプレッシャーを掛けて奪い、できるだけ長い時間ボールを保持してゴールを目指していく。当然ながら、相手も堅く攻めてきますが、プレッシャーを速く掛けて奪い返してそこからチャンスを作っていきたいです。

 徳島ヴォルティス オフィシャルサイト

 

林 陵平(町田ゼルビアFW)

「まだ1カ月くらいしか経験してないんですけど、ポジショナルプレーって戦略じゃなくて、概念というか、考え方みたいなところがあります。多分外から見てる人にポジショナルプレーの説明文を書いても『何だこれ?』みたいに思われてしまうだろうけど、より簡単に僕の言葉で言うと『自分のポジションを守ること』。自分のポジションを守って、自分からボールを迎えに行かないというか、正しいポジションをしっかり取って仲間を信じていればボールから寄ってくる。自分が正しいポジションをうまく取っておけば、そこの範囲を動くだけでもボールはしっかり繋がって自分のところに来て、周りの選手もフリーにして優位性を保てる。そういうのがポジショナルプレー。『待つ』っていうことが大事です」

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 イバン・パランコ・サンチアゴ(セレッソ大阪ヘッドコーチ)

「わかりやすく言えば、“ポジションプレー”といって、ポジションを守ってプレーをすることと、ボールを失った後、カウンタープレスをかけること。そして、『3つのP』が非常に重要です」。『3つのP』とは、“position(立ち位置)”、“possession(保持)”、“progression(前進)”を指す。それは、「導入していくチームによって目指すことは変わってくると思います」と、同コーチ。「例えば、速い選手がいるなら、カウンターを強化していくべき。日本人は、とてもスピードがあって速い選手が多いという特長を考えると、バルサがやっていることをそのまま導入してもうまくいかない。監督と僕が目指しているのは、自分たちがもっているアイデアと、日本のサッカーが持っている良い部分をミックスさせ、より良いものを作ることです」。

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ファンマ・リージョ(元 ヴィッセル神戸監督)

――あなたが好んで使う、“ポジションプレー”という言葉を説明してもらえませんか?(※)

「難しいな。コンセプトであり評価基準であって、“人形”の配置の話ではない。人形のことなら、君らもよく知っているだろう。メッシがここにいて、ウイングがこう開いていて、4人のDFがいて……(おもむろにシステム図を描き始める)。こういうのは馬鹿げたことだよ。サッカーを最もダメにした張本人がこういう図なんだ(笑)」

※その後しつこく聞き出し理解したところによると、“攻守一体となったプレーの中でボールを自分たちの意図する場所に運び、それを有利に進める”、という考え方を指す

まるで禅問答。ヴィッセル神戸ファンマ・リージョ監督の哲学 | footballista

 ポジショナルプレー成立のキーマンであるリージョに関しては、もうちょっと言いようがあるだろうとは思いますが、リージョなのでしかたありません。

 

これらの説明を読んでみると、内容に幅があることが気になります。 なんとなく違う話をしているような・・・という感じ。ポジショナルプレーとは何であるか、という同じ問いに対して4人は答えているはずなのに、どうしてこうなってしまうのでしょうか?

 

それは4人がポジショナルプレーの中から自分が大事だと考えている要素をかいつまんで説明しているからです。

 

ポジショナルプレーは多くの要素が合わさって作られています。インタビューの様な短い時間では全てを説明することが難しいのです。それこそ、大学の講義の様な時間とスペースが必要になるでしょう。 そのためにポジショナルプレーという言葉の説明が、あの人とこの人ではなんか違う、という現象が起きてしまいます。

 

ポジショナルプレーが何なのかいまいちピンと来ない、良く分からない、とつまづいてしまう原因はここら辺にあるんじゃないでしょうかね。

 

ポジショナルプレーの全容を理解するためには、様々な記事、文章、インタビューなどから情報を集めて、組み合わせて、一つにまとめる作業が必要になります。

 

結局のところ、色々と調べて考えながら書いていたので、予定していた段階までたどり着けませんでした。次回はポジショナルプレーの中身をお伝えできればと思います。