先日行われた#J2ドラフト会議に参加しました。
Twitterの反応を見ていると、なかなか楽しんでもらえたようで参加者の一人として嬉しく思います。また、運営の方々、一緒になって盛り上げてくれたタイムラインを盛り上げてくれた皆さんに感謝します。
まとめとして、自分の選んだ選手についてコメントしておきます。
◆J2ドラフトの結果と選考理由
最終的にメンバーは以下の11人になりました。
指名した順番に紹介していきます。
・1位指名 GK 高木 駿 (大分)
まず最初はGKです。ボールをつなげるキックの上手いGKがなんとしても欲しかったので1位で指名しました。J2においてボール保持とは相手のハイプレスを外せる事を意味します。そしてプレスを外せるかどうかというのは、要はパスをつなげるゴールキーパーが居るかどうかです。いれば安定した試合運びができます。
つなげるGKとして高木駿は一つ抜けてましたね。両足つかえてワンタッチパスもできて、長い距離のパスも出せます。優秀です。
千葉のハイプレスを完璧に剥がす大分の攻撃を見てほしい pic.twitter.com/y7AeYStJVU
— エビロール (@campasan) October 22, 2018
・2位指名 左MF 岩崎 悠人 (京都)
・3位指名 左SB 福村 貴幸 (岐阜)
左サイドの二人です。
J2の選手を見渡してみると、サイドアタッカーと呼べる選手が極端に少ないことがわかります。岩崎を早めに取ったのはそういう理由です。1対1に持ち込めばほとんど勝てる強力なドリブラーです。
岩崎を後方で支えるのが福村です。サイドバック、左利き、ゲームを作れる。この3つの特徴を持った福村はリーグの中で大変貴重な存在です。3位指名したのも他に替えが効かないからです。
動き回る岩崎を福村がサポートする。そんなイメージです。この左サイドはお気に入りです。(笑)
・4位指名 右MF 馬場 賢治 (大分)
・5位指名 右SB 椋原 健太 (岡山)
右サイドは連携重視です。役割は左右非対称にするのが好みです。
馬場に関しては、これまで水戸や讃岐にいたのですが、なんで下位チームにこんないい選手がいるのか不思議でしかたなかったです。大分に移籍して日の目を見る事になってほんとによかった。非常に頭のいい選手でポジショニングがよく、周りを使えるし自分を使わせる事もできる選手ですね。
右サイドバックは単純にクロッサーの駒野という候補がありましたが、たくさん上下動してほしかったので椋原になりました。ようやく試合にでれるチームにやってきた感がある椋原ですが、サイドバックとしては可もなく不可もなく。J2ではサイドバックに多くを求められないのです。90分がんばって走ってもらえれば良いんです。
・6位指名 CMF 重廣 卓也 (京都)
・7位指名 CMF 佐藤 和弘 (甲府)
4-4-2(フォー・フォー・ツー)の場合、中央の厚みを持たせるためにボランチの 攻撃参加が欠かせません。上下動を苦にしない、いわゆるボックストゥボックスの選手が欲しかったので重廣くんを指名しました。ボールを一人で奪うこともできて、守備でも活躍してくれる選手です。J1行けると思います。
ボランチの相方には佐藤和弘です。J2の配給役ボランチといえば岩尾、三幸、庄司の御三家になるのですが、実際のところこのタイプの選手はそれほどレアではなくて、他に比べると選択の余裕があるポジションでした。上位チームには必ずいます。そういう訳で指名順位も後ろの方になりました。
・8位指名 CB ヨンアピン(横浜FC)
・9位指名 CB 河本裕之(大宮)
この二人に関しては特に言うことがありません。 GKに高木駿が控えているので、それほどパス能力にこだわらなくても良いかな?という事で守備だけを考えて選びました。実績のある選手ということで、完全に安定を取りに行っていますね。
(動画無しです。すみまぜん!)
・10位指名 CF ジェフェルソン・バイアーノ(水戸)
・11位指名 ST ジョン・チュングン(岡山)
最後に名前の長いツートップの指名になりました。
コーナーフラッグをライフルに見立てたゴールパフォーマンスでおなじみのバイアーノ。上背はないけれども体の強さで前線の起点になります。裏抜けと落ちる動きからのポストプレーの使い分けがとても上手く、守備も熱心にやってくれます。体の大きさが仇となって90分耐えられない事も多いのですが、走る事に関して抵抗のない選手ですね。チームに一人は居てほしいタイプ。こぼれ球を押し込むパターンの多いよくわからないけど点は取れる選手で、11ゴール3アシストを記録して水戸の躍進を支えた一人ですね。
相棒にはジョン・チュングンを選びました。裏抜けと前への意識の強さと思い切りの良すぎるシュートが魅力です。見てて気持ちのいい選手ですね。いつの間にか岡山に移籍していて驚いたのですが、横浜FCではイバとドミンゲスがいますし、3人目として並べるにはちょっと守備が怖いかな~という印象はありましたね。なのでFWとして指名してます。相手を背負うよりも前を向かせてプレーしたほうが良いですね。
バイアーノとジョンチュングンは二人とも23歳でまだまだ伸びしろがあると思います。期待してます。
ちょっと長くなったので、いったん区切ります。後半に続きます!