試合情報
明治安田生命 J2リーグ 第21節
2021.7.11 19:00 キックオフ
ギラヴァンツ北九州18位/4勝7分10敗/勝ち点19/得点15 失点30)
×
京都サンガF.C.(2位/13勝5分3敗/勝ち点44/得点32 失点15)
@ミクニワールドスタジアム北九州
直近5試合の戦績
ギラヴァンツ北九州 ●●●△△
京都サンガF.C. △△○○●
怪我人、出場停止情報
ギラヴァンツ北九州: 新垣貴之 本村武揚 河野貴志 乾貴哉
京都サンガFC: 特に無し
※オフィシャルで発表されている選手のみ。
前節スタメン
展望
今節からいよいよ後半戦の開始。私達、あなた達はこれまで何をしてきましたか?という答え合わせの始まりである。
北九州は選手の大量入れ替えが如何ともし難く、京都ホームの試合では6-1の大敗を喫してしまった。厳しい状況ながら小林監督はチームのコンセプトは変わらず、粘り強くチームを作ろうとしているようだ。基本はボールを保持したいチーム。相手のFWの数によって、316と4141の形を使い分ける。京都は433と前線3人から守備を始めるため、4141の形を取るだろう。ビルドアップは整備されており、間受けを絡めた前進は様になっている。ただそこから先は選手個人に寄るものが大きく、得点力が上がっているとまでは言いづらい。守備面を見てみると、ボールを失った時の即時奪回は十分に機能している。これは攻撃時の良い形をそのまま活かせているのだろう。一方で、相手ビルドアップを防ぐ攻撃的なプレッシングはまだまだ。コース限定が上手くいかずに逆に前に運ぶ隙を与えてしまうことも。チーム全体の能力としては上がっており、無様の試合をしてしまう事は無いだろう。
京都はいつもの通り、前からのプレッシングを掛けるだろう。人数を合わせて優位を作ろうとする北九州に対して、きっちりと寄せることができるか。かみ合わせの都合上、相手が変形をする間を必要としないため、プレスの精度は求められる。北九州がボールを持つ、京都が構えるという展開はなんとしても避けなくてはならない。どこまで相手を追い詰め、余裕をなくせるか。プレスの成否が試合全体の様相を決めるポイントになるだろう。
前節、16試合ぶりに負けを味わった京都。大事なのは連敗しないことであり、ここでどの様な反発、開き直りを見せてくれるか注目だ。