Take it easy

サッカーブログです。

J2ドラフト会議2021後夜祭 ~僕たち、私達は~

 

愛憎うずまくJ2ドラフト

毎年恒例となったJ2ドラフト、今年も参戦ということになりました。参加者が悩みになやんで選択した選手をみると、その年の傾向が見えてきたりして、J2の総集編という意味合いもあるんじゃないかと思います。

今回はWindtoshさん(@Windtosh)のおかげでアーカイブ性も高まり、振り返りもしやすくなっています。お手間掛けていただきありがとうございます!

windtosh.com

 

長丁場の裏で汗をかいてくれた、せこさん(@seko_gunners)、がちゃさん(@sumihiga)、silver javelinさん(@silver_javelin)、あるけんさん(@alken_alb)、太古の森と漆黒の獣さん(@nemuranaimati)、お疲れさまでした。

また、同じ参加者としてしのぎを削った、haya_yamagaさん(@yamaga62)、Ryu-Yさん(@fulaneku49)、りんぐさん(@ringring_4son)、ファジスキーさん(@fagiskey)、taKeochiKuKiさん(@risu_curry)、まっつんさん(@foot12ma12)、C3さん(@kfhy31)、とりさわさん(@torifoot8)、ジェイさん(@RMJ_muga)。皆様の愛と強い気持ちがJ2ドラフトを盛り上げているのは間違いないです。お疲れさまでした。

 

 

 

今年のJ2をおおまかに振り返り

全体的な競技レベルからいうとちょっと下がっているのかなあと。J1から降格してきたチームがなかったのは大きかったですね。これはベースからして違うな、と感じる試合が少なかったのは確かです。なので昇格する、という点だけを考えると、大きなチャンスの年であったと思います。

反対にJ3への降格が4チームというのも、中位から下位チームのモチベーションに影響はやはりあるようです。シーズン終盤になると、チームの体を保てなくて厳しい所がちらほら出てきているのですが、今年は少ないですね。指導者側のレベルが上がってきているのもあるかもしれません。

外国籍選手については、新型コロナウイルスの影響により、入国すること自体が困難な状況はJ2にも影響していました。活躍したのは2年以上在籍した選手となっています。その傾向はドラフト会議でも見て取れました。

あとは、調べてみるとそこら中にマリノスからのレンタル移籍の選手がいることでしょうか。色々と気をつけてくださいw

 

今回のチームコンセプト

さて、どの選手を取るのかを考える前に、どんなチームを作るのかを決めなくてはいけません。J2ドラフトでもゲームモデルは重要です。・・・とは言ったものの、J2ドラフト参加はもう4回目。完全にネタは切れています。なので、いままでやったことの無いシステムにしてみるかあ・・じゃあ・・433。という程度の浅い考えで望みました。

というわけで、指名選手の振り返りです。

 

1巡目 川崎颯太 (京都)

 

トップに選んだのは川崎です。去年のドラフトでは11位で選んでいました。その時は「これだけボールを奪える選手は珍しいのではないか」という様な評価をしていたと記憶しています。まだその当時は出場時間も短く、期待の若手の一人という立場ではなかったのですが、J2の中でも今年ブレイクした選手と言って良いのでは無いでしょうか。持ち味のボール奪取能力を遺憾なく発揮し、ハイプレスを志向するスタイルにもばっちりハマりました。少ないながらも印象的な得点をとっており、個人的にはアンカーよりもIHのポジションの方があってるのでは無いかと思っています。

一位指名で競合し、抽選に勝ったところで、盛大にフライングしてしまうという、古参にあるまじくムーブをかましてしまったのですが、それだけ嬉しかったのだと、勘弁してくださいw

 

2巡目 江川 湧清 (長崎)

2巡目に選んだのは左利きCBの江川です。若手CBの中では今年イチオシです。この選手も今年になって出場を増やしました。175cmと大きくは無いのですが、間合いのとり方が上手いんでしょうか。ウタカを完全に抑えきったのがすごく印象に残っています。現アーセナルの冨安がJ2福岡にいるときに、京都のツインタワー、ケビンオリスと闘莉王を相手に互角にやりあっていたのに驚いたのですが、それと同じくらいのインパクトはありましたね。長崎ユース育ちで、松田浩監督の秘蔵っ子という雰囲気がするのもポイント高いですね。

江川と川崎のどっちを1位にするかで、そうとう悩んでいました。

 

3巡目 本間 至恩 (新潟)

これは予定になかったのですが、完全に空いてるからとった選手です。シーズン前半ではその能力を遺憾なく発揮していたのですが、後半になって徐々に落ち始め、スタメンも減ってきてしまいました。その辺の印象が指名に影響したんでしょうね。

なにはともあれ、強力な左ウイングの確保に成功です。

 

4巡目 阿部 拓馬(琉球)

ここからはウエーバー制。各参加者が順番に選手を選んできます。

怪我に泣いた好チームの琉球から選出です。ワントップには安定してボールを収める選手が欲しいです。阿部はその点でも申し分無いですし、ポジションを落ちてゲームを作る手助けも出来ますし、居たら安心できる選手ですね。

 

5巡目 川村 拓夢(愛媛)

下位チームでも目立っていた選手ということで、愛媛から川村の選出です。

ボランチながら8得点。ゴール前のスペースを見つけて飛び出すタイミングが良く、典型的な相手に怖いと思わせる選手ですね。愛媛で3年目ではありますが、広島からのレンタル中ということで、そろそろ広島に戻るんじゃないかなと思っています。

 

6巡目 溝渕 雄志(栃木)

左SBとしての選出です。実は長崎の加藤聖を考えていたので、大変焦っていました。事前に作成していたリストの最後の一人が溝渕だったわけです。千葉に移籍してもっと使われると思ったのですが、監督と合わなかったのでしょうか。栃木に戻ってスタメンをまた確保しています。

 

7巡目 柳 育崇(栃木)

図らずも栃木の選手が続いてしまいました。DFリーダーの柳です。去年はまだCBの3番手という立ち位置だったのですが、移籍があったため繰り上がる形でスタメンに。とはいえ十分できる力は持っていましたし、チームを引っ張るキャプテンシーも魅力です。セットプレーの得点力もありますし、栃木というチームを体現している選手ですね。

 

8巡目 福田 晃斗(新潟)

3センターの最後の一人として選出。シーズン前半は怪我のために出れなかったのですが、試合に出ると非常にエネルギーに溢れたプレーを見せてくれて、攻撃にも守備にもとにかく絡めるし、プレーの質も高い。その時点では新潟は絶好調で、まだこんないい選手がいたんだと、大変驚いたのは覚えています。

川崎、川村、福田の3センターはお気に入りですね。ちょっとサイズが小さくなりすぎたかもしれませんがw

 

9巡目 高橋 大悟 (北九州)

下位チームから選出の二人目。北九州で一人気を吐く高橋大悟です。昨年躍進した北九州でそのまま残った選手。北九州は予算規模に比べると、やってるサッカーが良すぎましたね。みんな上手く見えるもんだからどんどん狩られていきました。数少ない残ったメンバーの一人として、これからの奮闘も期待して選んでみました。ドラフト会議では、期待の若手を取り上げたい気持ちはやはりあるのです。

 

10巡目 河田 晃兵(甲府)

ここに来てゴールキーパーです。話題にはあがっていのたのですが、今年は突出したGKというのが居なかったのでは無いかと思います。どのGKも同じくらいの質で、それならあとに回そう・・という気持ちが各参加者から見えました。

じゃあなんで10巡目にしたのか、という最後がどうしてもやりたかったという事です。

 

11巡目 森脇 良太 (京都)

そうです。森脇です。仕方ないね。同じ京都の右SBなら飯田でも良いわけなんですが、ドラフト会議としての面白みを考えると、ここでは森脇になるのでしょう。

ピッチ内外でチームを鼓舞し続けるたいした奴です。こういう選手がグループにいてくれると、いいですねえ・・・。

 

あまり全体のバランスを考えずに好きな選手をどんどん取ってしまいました。結果、自分の趣味嗜好が反映されてしまい、サイズが無いけど技術、スピードのある若手が盛りだくさんになってしまいました。江川と柳の負担が大きそうですが、森脇の声がでかいので大丈夫でしょう。

 

以上、J2ドラフト会議2021の振り返りとなります。今年も楽しかったです。またお会いできればいいですね!

 

 

docs.google.com